こんにちは!
シドニーでアシスタントナースをしているナスです!
以前OETという英語の試験を受験したのですが、医療従事者の中には気になっている方も多いと思うので、試験の概要や結果について紹介できればと思います!
OETとは
OETとは、Occupational English Testの略で、医療従事者用の英語能力試験となっています。
医師・看護師・薬剤師、、、等の医療分野で働く職種の人が、英語を使用して職務を遂行するためのコミュニケーション能力を評価するために利用されます。
主な対象者
- 医師
- 看護師
- 歯科医
- 薬剤師
- 理学療法士
- 作業療法士
- 言語聴覚士
- 放射線技師
- その他の医療関連の職業
これらの職業が対象になっています。
OET試験の概要
OETは0点~500点の点数と、A~Eの五段階で評価されます。
時折インターネットで合格・不合格等の文字も見かけますが、OETの試験そのものに合否はなく、学校への入学の際や、資格の免許を翻訳する際に、それぞれボーダーラインが設定されているため、その条件を満たしたか否かについて表現しています。
受験費用はオーストラリアドルで587ドルです(5万円超え)。
OETのセクション
OETのセクションは4つに分かれています。
- リーディング(Reading)
- ライティング(Writing)
- リスニング(Listening)
- スピーキング(Speaking)
リーディング(Reading)
全職種共通の問題で、医療系の文・表・図などから情報を読み取ル力を評価します。
ライティング(Writing)
これは職種毎に異なるもので、医療関連の文書(紹介状やレポート等)を適切に書く能力を評価します。
リスニング(Listening)
全職種共通で、医療関連の会話(医療者&医療者や医療者&患者)を理解する能力を評価します。
スピーキング(Speaking)
職種毎に異なる問題が出題され、患者や同僚とのコミュニケーション能力を評価します。
OETは難しい?
OET試験は0~500点&A~Eで評価されるとお伝えしましたが、実際どの程度難しい試験なのでしょうか。
OETとIELTSの換算表はこちら
OET(数字) | OET(記号) | IELTS |
450-500 | A | 8.0-9.0 |
350-440 | B | 7.0-7.5 |
300-340 | C+ | 6.5 |
200-290 | C | 5.5-6.0 |
100-190 | D | 4.0-5.0 |
0-90 | E | ~4.0 |
0点が英語初心者なのかなと思いきやまさかのIELTS4.0未満がE評価に全て埋め込まれている、、、!
なんと恐ろしいテストなのでしょう。
IELTSの公式サイトにも比較について書かれていたのでご覧ください
OET結果
そして私が受験したOETの結果(2023年8月)がこちら↓
なんとも言いがたいですね。
海外で看護師を目指すのであれば一般的にオールB(WritingのみC+でもOK)が必要なので、リーディングのみ合格であとは不合格となります。
勉強期間が短かったことや、受験時期がAINの実習前(座学のみの状況)だったことなどがスコアが低い原因かと考えられます(言い訳、笑)
受験してみた感想としては、
- リーディング:しっかり対策すれば、自分がよく知っている分野であれば点数がとれそう
- リスニング:とにかく難しいし、自分がよく知らない分野だとさらにちんぷんかんぷん
- ライティング:書き方のコツさえつかんでしまえば定型文でそこそこ点が取れそう
- スピーキング:試験管との相性にも左右されそう、私の時は結構意地悪な感じの人だった
OETはリスニングが特に難しいと言われている科目なので、リスニングはしっかり対策した方が良さそうです。
もちろんそれ以外も対策は必要ですが、とりあえずは受験してみるのが良いと思います!
IELTSやPTE等他のテストも受験しようと思っているのでまたレポしますね!
私の目標はIELTS7レベルなのであと何回受ければ良いのだろう、、、
IELTS7レベルが取得できた場合はオーストラリアでRN(正看護師)になれる可能性も高まりますよ!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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